ユンディ・リについて | SAYURIの‘音楽な日々’

ユンディ・リについて

このブログを再開してから20日経ちました。

最近はベッリーニの曲を勉強しています。

ベッリーニって、むずかしいのね!!汗

ちゃんと歌えるようになった時には、だいぶ体力ついちゃうかも・・・ハチ



さて、今日は私の大好きなピアニスト、ユンディ・リ について話したいと思います。


2000年のショパン国際コンクールで、15年ぶりの優勝者となった彼は

そのときまだ17歳。


彼のピアノを聴いたときの「衝撃」。


「こんなふうに弾ける人が、いるんだ!!!」


ってね。


『テクニックと音楽性の合致』


ってやつを、

ピアニストでは初めてみたかもしれない・・・・・


と思いました。


クローバークローバークローバー


いろいろな意見があると思いますが

私が彼のピアノを聴いて感じるのは


「ユンディ・リって、すごいねぇ」


ってことはもちろんなんだけど


「ショパンって、天才なんだな・・・・・・・」とか

「リストって、すっげーのね!」とか

「ピアノって、いい楽器なんだな・・・・」とか。


そして、神に感謝したくなるんです。


「こんなに美しいものが世の中にあったんだ・・・・」


ってね。


楽曲や、楽器の素晴らしさを伝えられることは

表現者として、本当にすごいことだと思うんです。


個性を主張することも大事だと思いますが

音楽は尊いものですから、個人主張の道具にすることなく
我々はあくまで「音楽のしもべ」であることを忘れてはいけません。

私は、彼はその姿勢を持っていると思います。


17歳のとき、すでに。


そしてまだ、23歳。



数十年に一人出るか出ないかくらいのピアニストだ、と

私は思ってます。


これから、まだまだ勉強をして、いろんな経験をして、年を重ねて、

彼が「巨匠」と呼ばれるようになるくらいになったとき

どんなピアノ(あえて、演奏、とは言わない)を聴かせてくれるのか・・・


本当に楽しみです。天使


ユンディ・リ


最近よく聴いてるのは、このアルバム(Yundi Li-Liszt)の中の

「Tarantella(タランテラ)」

昨年のリサイタルのアンコールで弾いた曲ですが

もーほんと、すんばらしかったキラキラ

CDより、やっぱ生で聴くのがいいですね。