SAYURIの‘音楽な日々’ -370ページ目

第一クール

急に涼しくなってしまいましたねお月見

秋です、秋黄色い花 私は秋が好きですよハロウィン


さて、11日から始まった、文化庁主催の「本物の舞台芸術体験事業」

第一クール(11日~15日)が終了しました。


朝7時半にホテルを出発して、9時に学校に到着。

舞台の大道具小道具を搬入して、組み立て開始。


9時半ごろには、舞台に一緒に出演する生徒さんたちが控え室に集まってきて


「よろしくおねがいしま~す」女の子男の子


と朝から元気な挨拶。


その日の流れを一通り説明して、まずは衣装合わせにとりかかります。


一公演につき、生徒さんはだいたい12人くらいの出演で

全員の衣装を合わせていきます。


「このスカート入らないんですけど・・・」


と言ってきた生徒さん。

履いてる姿を見ると、何かがへん・・・・・・


なんと、ウエストを腰の位置でとっていたんですね。


「あなたのウエスト、もっと高いトコにあるんだよ、ここは、腰!」



そんな感じで衣装を合わせたら、続いてはヘアメイク


メイク道具

 たくさん並べてます口紅


高校生も、中学生も、お肌つるんつるん天使


もちろんお化粧なんて初めての子ばかりで

とてもドキドキしてるのがわかりました。


ドーランという、油性のファンデーションを使います。

この、ドーラン。ドイツ語でDohran、なんですよ。

いわゆる、舞台用の化粧品です。


スポンジでペタペタ塗ったら、粉おしろいでパタパタはたいて

続いてアイブロウ、アイライナー、アイカラー、付けマツゲ、チーク・・・・

あっという間にバッチリ舞台メイクの出来上がり~

ヘアウィッグ(かつら)やヘアアイロンで髪をセットして美容院

ジプシー女に大変身!!わんわん


メイクあがり

 こ~んな感じ。記念にパチリ(久しぶりにピースとかしちゃった私・・・一番左に写ってます)

 これは、二日目の村山市立楯岡中学校の生徒さんたち。



舞台も組み終わり・・・

舞台

 ちょっとブレちゃってるけど・・・こんな舞台。これ体育館のステージですよ。


この状態で、場当たり(本番の舞台上で、自分の立ち位置、動きなどを確認する)をします。

場所によって舞台は使い勝手や大きさが違いますから

これは必ずやります。

生徒さんたちも、初めての舞台です、しっかり確認!グッド!


そして開演時間になり、生徒も集まって、準備万端・・・

体育館

先生が諸注意話してます耳



公演中の画像はなかなか撮れませんのでアップできないから

(出演してんだから当たり前なんだけど)


休憩中に撮ったのを少し・・・


休憩中

なんと説明すればいいのか、この写真は・・・・・

休憩時間中で、密輸入業軍団に変身したところなんだけど・・

奥で緑のブラウス着てニッコリとしてるのは、生徒さん。かわいいねーラブラブ!


体育館裏で

体育館の裏で記念に一枚。

こんな場所でオペラの衣装着て居るのって、あんまり、というか普通、ないですよね。



オペラの本編が終了したあとは、カーテンコールというのをやります。

出演者が1人ずつ舞台に出てきて、客席に挨拶をするんです。


この様子を少し動画で撮ってみました。

それはまた後でアップしてみたいと思います・・・・・テレビ



終演後は舞台の撤収をして、生徒さんたちともさようなら~パー


トラック

トラックに、舞台道具とエレクトーン詰め込んでます。


ワゴンで出発

数台のワゴン車で、集団移動してるんです。


 車車車・・・・


写真付きで書いてみましたが、ちょっと様子がわかったかな?


また来週もいろいろ撮ってみようと思います。

スクール

来週からのスクール公演、文化庁からの仕事なんですが


「本物の舞台芸術体験事業」


とかいうタイトル?がついていて、

各学校の生徒さん達(特に合唱部や演劇部の子たち)と一緒に、舞台を体験する

というものです。


オペラ「カルメン」をやるのですが、


中学、高校では、第2幕の

 酒場のシーンワイン

 フラメンコ(チックな)踊りサンダル

 そしてエスカミーリオ登場での絡みラブラブ!



小学校では、さすがに酒場のシーンはNGドクロ

 第4幕の、闘牛場での合唱フラッグ


のところをいっしょにやっていきます。


事前に事務所から、踊りの振り付けや、歌う場面の楽譜などを指導されていて

来週の本番に向けて、生徒さんたちは皆練習しているはず・・・柔道


当日には、

リハーサル・ヘアメイク・衣装・・・など、

生徒さん達にとっては初体験なことが待っていて

そのお手伝いを私たちはすることになります。


昨年もこの企画に参加していたのですが

これがねー、メイクして、衣装着けると・・・・・・

かわいらしい少女が、一気に「女~~~~?」口紅に変身してしまって

そしてまた、舞台でいい表情見せちゃったりなんかするんですよ。


女ってこわいねーーーーーーガーン



そんな感じで、来週から長旅の公演が始まります。


約3週間にわたって、全12公演になりますが

これが、全部体育館での公演。


残暑きびしいこの季節、体育館のステージは地獄の暑さメラメラ なのだ。

汗だくなのだーーーーっしょぼんあせる

疲れることは間違いないので、疲れを溜め込まないように、発散しながら、がんばります!走る人走る人走る人


焼肉食べそうな気がする・・・・・・・ナイフとフォークべーっだ!




マッサージに行く

昨日くらいから、ちょっと涼しい・・・・・???はてなマークお月様


いいことです。



いいのか???



さて、今日は マッサージ について書こうかと。


私はだいたい月に一度、マッサージに行きます。

これが、行くと行かないじゃ、ずいぶん違うんですね。


歌手って、一見


あんなふうに歌えて、気持ちよさそう~音譜


とか思われがちなんだけど、

歌ってるときの必死さと言ったら・・・・・・プンプン

(いや、あんまり必死なのも、状態としては良くないんだが)


全身で歌ってます。柔道


 ブレスをすると、ここがこうなって

 そうすることによって、この筋肉がこう動き

 その筋肉を使うと、こういう声になり・・・・・・・・・


と、まるでポンプのような動きが歌っている間中ずーっと行われてるわけです。


歌ってるときって、


  この曲の心情で・・・・・・・・


とかいう意識じゃくて、


  吸って!開いて!保って!


みたいな、もっと現実的な中で歌ってるんですよねぇ。


(・・・・って、そうなの?!って思う人もいるかもしれないが)



最近、ヨガやピラティスが流行ってるけど

なんか、あーいったインナーマッスル系パンチ!に似てるかな?と思うんです。


アスリートと呼ばれる人たちも、激しい練習のあとは必ずマッサージ、してますよね。


歌手はそこまで激しくなくても、やはり筋肉を使う、全身を使う、となると

疲労を伴なうわけで・・・

そうすると、息の入りが悪くなったり、踏ん張りがきかなくなったりしますから


 マッサージ行ったほうがいいかも~カメ


ってことになるんです。



でも、マッサージも、ほぐれすぎてはいけなかったりもするんですよ。


筋肉って、しなやかで弾力がある、のがいいみたい。


スポーツ全般にも言えることなのかなぁ。


アスリートたちがやってるマッサージって、すごく専門的で

その人に合ったやりかただったり、バランスよくやってもらってるんだろうな。

いいなー。


でも、ほぐれすぎちゃってデロンデロンで~~~~すラブラブ!


って状態、気持ちいいんですよねぇー。

疲れも取れやすいし。



だけど本番前、稽古前には、マッサージは禁物。

本番の一週間前くらいとか、あと、休みの前日とかがいいみたい。



歌っていると、自分の体に意識が行くようになります。

すごく、気をつけるようになるし。

以前よりも、自分で体動かしたり、ストレッチをマメにやったり。

マッサージしてもらいながら、ここをこうすると、こうほぐれるのか・・・・とわかったり。

そうやって体の状態を整えながら、自分の体を見る。


それって、自分の中まで知っていく、ってことで、


歌うことって、やっぱり、「自分を知る」ことになるんですね。



でも、歌うに限らず、なんでも極めようとすること=自分を知る、ってことなんだろな。

私にとっては、たまたまそれが、歌だった、んでしょうね。